冬らしい寒さが続いていますね。皆さま、年末年始の準備でお忙しい日々をお過ごしかと思います。
さて、11月26日に名古屋総合法律事務所 一宮駅前事務所が主催した生前対策セミナーには、多くの方々にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。
本稿ではセミナーを担当した一宮駅前事務所所属の弁護士・大野がお伝えした、相続・生前対策のポイントを一部ご紹介します。
相続での権利承継の場面で、不動産を共有名義にすることは、将来トラブルに発展するリスクがあります。
例えば兄弟姉妹が共有で相続した不動産が、次の世代(孫の代)へ相続されると、共有者がさらに増え、利害関係が複雑化します。これにより、売却や活用が難しくなる場合があります。
世の中には、共有名義の不動産の持分だけを買い取る業者も存在するのですが、そのような業者へ持分売却してしまうと、残された共有名義者との間で大変なトラブルに繋がる例もあります。
将来のリスクを考えれば、不動産の名義はなるべく一人にまとめておくことが理想です。
仮に相続人1名が不動産を取得し、他の相続人には現金やその他の資産を分配する「代償分割」を活用すれば、共有による不動産管理の煩雑さやトラブルを防ぐことができます。
相続・生前対策を専門家へ相談する目的は、①相続税(節税)対策、②将来の紛争予防の2点がメインですが、①の節税対策を重視するあまり、②紛争予防の視点が疎かになってしまい、残された相続人たちで激しく揉めてしまうケースが後を絶ちません。
節税を頑張って、なるべく多くの財産を相続人へ遺してあげることは重要です。
しかし、残された相続人たちが揉めてしまうような内容では、生前対策として本末転倒と言わざるを得ません。
将来の紛争予防のためには「どのような内容の遺言や遺産分割がトラブルを招きやすいか」「仮にトラブルになりそうであれば、どのような事前対策を打っておくべきか」を知っておく必要があります。それらのノウハウを有するのは、相続紛争の実践経験がある弁護士です。
よく「弁護士は揉めてからが出番」などと言われることがありますが、そんなことはありません。「揉めてから」の経験があるからこそ、「揉めないようにする」事前対策をアドバイスすることができるのです。
名古屋総合法律事務所 一宮駅前事務所では、相続に精通した弁護士・税理士・司法書士が在籍し、①将来の紛争予防、②相続税対策、③不動産名義変更のいずれのお悩みにも、ワンストップで最適なサポートを提供することが可能です。
相続に関するお悩みがあれば、ぜひ当事務所へご相談ください。